自分の時間をコントロールする喜び 意外と耳は暇してる
女性キャリア、生き方について考えることが多く、ワーママはるさんのvoicyをよく聞いている。
放送回#445 「毎日todoリストが消し込めずモヤモヤする話」で、自分の可処分時間、すなわち使える時間を分単位で把握し、優先順位をつけることでtodoリストをうまく消化するという話をされていた。
ワーママはるさんはほぼ毎日Voicyを更新しているので、当時でもコンテンツが400近くあったのだが、その中でもこの回を選んで聞いたのは私にも身に覚えがあったから。
また、子が出来てもっと時間がなくなるのに、今でも十分「時間が足りない!」と思っているから。
「今日は家事あれやって、これやって、あれやった後これやろ」と思って結局できなかったり、「今日は仕事であれやってこれやって…」と思っても時間内に終えることができなかったりといったことが、生活の中ではよく起こる。
そのように未消化のタスクができてしまうのには、自分が家事や業務にどれだけの時間がかかるのか正確に把握できていないから(どうしても後回しにしてしまうということも要因としてはあるが、それについては改めて触れたい。)ということ、そして優先順位がつけられていないという2方向の要因がある。
要因に向き合ったことで、私は「耳読」のインプット時間を増やすことができた。結果、月3冊分、収集する情報の量が増えた。
いつも時間がない感じがする方、特にインプットの時間を増やしたい方、参考になれば幸いです。
原因1:正確に時間を把握できていない
1つ目の「正確に把握できていない」という原因については、タイムトラッキングをして、分単位で計るしかない。(だいたい1時間、はだめ)
そこでTogglのアプリを使ってみた。
リンクはWindows用だが(というか、Windows用のあるんですね。仕事中はこっちにしようかな)、私は普段はiPhone用のアプリを使用している。
タイムトラッキングしてみたところ、「ただの移動」に充てている時間が
・バス停までの歩き 10分
・駅までのバス 15分
・最寄り駅から会社 15分
の往復分で、なんと80分もあったのだ。
さらに、手がふさがっているが、耳が暇している時間がたくさんあることに気付いた。
身支度を整える時間、買ったものを冷蔵庫に移す時間、調理している時間。
特に1日の中で食事を用意する時間は意外と長く、40~45分程度耳が暇している。新しいものを作ってみるのであればこの通りではないが、何回か作ったことがある「いつものご飯」は、情報収集しながらでも問題なくできる。
こうして、1日およそ125分程度、すなわち2時間、音声メディアからであれば情報収集に充てることができることに気が付いたのだ。
原因2:優先順位が決まっていない
これは、todoリストを作成する段階での原因だ。
衝動的に、「あ、やりたい」と思ったこともtodoリストに入れてしまうことがある。例えば私なら…北欧モビールを作りたいとか、刺繍をしたいとか。
仕事では、漫然と「自分がやるべき」と思い込んでいることもある。構造的に物事をとらえよう。
先日、ストレングスファインダーを受けたところ、私の上位資質は「最上志向」「内省」「学習欲」「戦略性」「収集心」であった。
こう漢語でならべるといかにも固い印象だが、簡略に伝えると「より良くありたい、という思いが強く情報の収集をして自分を高めたいと考えている、でも人の懐にうまく入るとか包容するのは苦手」な人である。
これを受けていたので、より情報を効率よく入れて考える時間=内省する時間を持ちたいと思っていたので、空き時間を情報収集に充てるというのは私にとっては歓迎すべきアイディアだった。
もし私が他者や家族にぐっと向き合いたい時期であれば、空いた耳を使ってインプット、ということをそこまで重視しなかったかもしれない。
耳読のススメ
Voicyでワーママはるさんの当該の回を聞いたのはたまたまだったのだが、その後「耳読」の良さに気付いて、以前よりもっとVoicyも聞くようになった。
よく耳読しているコンテンツはこちら。
・ワーママはるさん(ワーママはるラジオ)
・ルシュカさん(英語を学ばナイト)
・motoさん(motoのリーマンラジオ)
■Audible ・人文系(DaiGo、山口周など)
とくにmotoさんのVoicyは必聴。
コンテンツが絞られているからこそ、motoさんの根幹にある価値観が非常によくまとまっている。
KindleをiPhoneの読み上げ機能で耳読したこともあったのだが、文章中の単位をうまく読めないらしく、飛ばしてしまうので内容が通らず、使いづらかった。
一方のAudible(amazonのオーディオブック)はナレーターが読んでくれるので自然で聞きやすい。しかし個人的には淡々と読んでもらえるのが好き(意味合いをつけるのは読者という考え方)なので、時々、活き活きと抑揚をつけて読んでいるものがあるが、ニュートラルな気持ちで聞くことができないので苦手である。
購入前にサンプルが聞けるので、内容だけでなくナレーターの声や話し方にも注目してみたい。
小説は個人的には目で読むのが好き。自分のペースでどきどきしたりハラハラしたりできるので、多分これからもずっと小説は本を購入すると思う。
まとめ
今まで、情報収集をするのはもっぱら目で、情報収集の中でも「読書(目読)」を最も価値ある行為だと認識していた。
なんとなく耳で聞く「オーディオブック」に対して「けしからん」と思う気持ちがあったのだが、毎日やらなければならないが無駄のある時間を活用できることが嬉しく、毎日喜んで聞いている。
特に情報を集めて自分なりに理解するのは私にとって重要度が高いことなので、それに割く時間が増えてとても嬉しい。また、自分の人生を自分でドライブしている感覚がとても心地いい。
今後はより精度の高いインプットのために、目、耳どちらでもスッと集中できるようになりたい。
とはいえ、朝早い時間からハイペースでインプットするようになったので、メンタル不調を起こさないようにするため、パフォーマンスを落とさないようにするために瞑想やヨガをこまめにするよう気を付けている。
習慣化したいが、今は他のことを習慣化するようにしている最中なので、体調面を気にしつつしばらく様子を見ようと思う。
余談。
「一つ目は…、二つ目は…」と記載するのが「正しい日本語」なのだけど、頭の中で整理するときには1,2…と数字で追えたほうが整理しやすい。
そのため今回は「1つ目は、…」という書き方をしてみたのだけど、うーん、ちょっと納得しきらない感があるな…。
ちょっと模索します。
では、今日はこのあたりで。